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ヴァージニア日記

アメリカで過ごす中で、毎日感じたことを記します。

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凹んでいる部分。

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人間を「明るい人」と「そうでない人」という大きな二つのグループに分けるとしたら、私は「明るい人」だと思う。「さっちゃんは心配症だから」と姪っ子に心配されるくらい心配症ではあるけれど、「楽天的な人」と「悲観的な人」に分けるとしたら「楽天的な人」なんだと思う。時々加速し過ぎ、イノシシと化し猛進することもあるにはしても、前を見ていることには変わりないから、前向きとも言える。

人は単純なようで複雑だから、もちろんそんなに簡単に二つのグループに分けたところで収まり切れない性格がある。そう、人は複雑なのだ。人のことはもちろんのこと、自分のことくらいは全て分かっていると思っていても、自分のこととなると客観的に観ることが難しくなるから本当は分かっていないのかもしれない。人にはいろいろアドヴァイスしたり、こうした方が良いよ、大丈夫だよ、、なんて言えるのに、それが出来ないことの方が多いのだ。だから、今や私のことを誰よりも理解し分かっているのは、「私」では無く、もうすぐ20年連れ添うことになるあの人なのかもしれないと最近思う。

大きなグループでは「明るく」「楽観的」グループに所属し、基本的に前向きな私だが、ものすごく些細なことで凹むことも良くある。人間は複雑だから。ところで、凹むというその文字は、書いているだけで凹んでくるものだと思った。この漢字を最初に書いた人はすごいと思う。「凹」という漢字の通り、私はここ数日、陥没し、凹んでいた。

自分の努力が足りないことが分かっているから凹んでいるのかもしれない。こういう結果になっても最善を尽くさなかったのだから致し方ないと思っているから凹んでいるのかもしれない。とにかくいくつか「私」を凹ませる小さな出来事が続いていた日々だった。「凹んだぁ~」と口にしていなくとも、発する「気」で私のことを一番理解しているあの人はきっと分かっているのだろう。お弁当、ご馳走様!美味しかった!という職場からのメッセージの後に、哲はこう続けた。

いろいろ上手くいかないこともあるけど、毎日に感謝していこう!!

毎日一緒にいて、同じような言葉をかけてくれていても、文字になって送られて来たその文章は深く胸に入って来た。

口からの言葉の方が伝わりやすいこともあるが、なぜか今回はこの文章が「口からの言葉」よりも心に入って来た。
それはいつもの軽いやり取りの中で、滅多に書くような文章では無かったからなのかもしれない。もし、口から言われたら「分かっているんだけどね」とその後自分で言い訳のように付けたしてしまっていたかもしれないが、でも今回は文章で送られて来て、そして哲から送られて来た一方的な文章は、ここで完結させることにした。

そう、まさに「いろいろ上手くいかないこともあるけれど、毎日に感謝していこう!!」なのだ。

オーブンも壊れ、その他自分がらみのことでも凹ませてくれるような小さな出来事が続いていた日々だったから、その「凹」の凹んでいる部分を、哲の言葉が満たしてくれて、まっすぐな気持ちになることが出来た。

面と向かって言われていたら「分かってるんだけどね」と返していたであろう私は、その代りに絵文字で返事をした。

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はい!分かりました!
さぁ、前を向いて頑張ります!
さぁ、夜ご飯作りましょう!



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