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ヴァージニア日記

アメリカで過ごす中で、毎日感じたことを記します。

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10年。

テレビは観ない。いくつかあるリモコンの操作も分からない。基本的に家にいる私だから、時間を作ろうと思えば、とめどなく観ることが出来るだろう。だから観ない。テレビが悪いと言っているのではなく、観たら観たで映画同様何かを感じ、学んだり、心が躍るような歌やダンスを聞かせてくれ気分転換にもなる。でも、観たら最後、あっという間に時間が過ぎてしまうのが落ちだから観ないようにしている。

特に日本の番組は非常に危険だ。さらさらと耳に入って来る母国語、そして馴染みのある人達の映像だから、簡単に時を忘れることが出来る。私が哲以外の人の日本語を聞くのは、キッチンで聴くテーマソング、自分で選んだ曲ばかりを集めたマッキーベストから流れるマッキーの歌詞のみだ。でもある日、何かのきっかけで「アナと雪の女王」の神田沙也加ちゃんの歌を聴いてしまったら、、

はまってしまった。

彼女がデビューした時にはすでにアメリカにいた私達にとって、彼女は「所詮2世」的な存在だったのに、こんなに才能がある子だったなんて!

彼女の動画をいくつも見ては1人でその感動を胸に秘めることが出来ず、夕食の時に「ごめんね、くだらない話で」と一言前置きを置いて、「あのね、神田沙也加っってね、すごーーく歌が上手でね!」と日本の芸能関係のニュースを「くだらない」と思っているであろう哲に熱くなって話して聞かせていた。

アナと雪の女王のあの歌は強烈で、数日しても私の頭の中でぐるぐると駆け回り、何度となく見ている動画なのにまた観ちゃおうかな、、、と中毒のように戻ってしまう。
あの曲を聴くと元気が出るのだ。だからきっとヒットした映画なのだろう。

まだここまでは良かった。問題はその後で、YOU TUBEを観ると横にはそれに関連した動画が並ぶ。ふと右を見ると、
あら、松田聖子。
ついついクリック
すると次なるリストが。
あら、徹子の部屋に松田聖子。
それは昨年の話だった。

2028504_201309100483880001378756832c.jpg
(画像はお借りしています)
徹子の部屋がまだ存在していることに驚きながらクリックしてし、ちょっとだけなんて思ってPLAYボタンを押し、あっという間に、、、、、30分過ぎていた。
あぁ、、、哲がお仕事していると言うのに、私は一体何をしているのだろう、、。

徹子の部屋の締めくくりに黒柳徹子は松田聖子に「それじゃぁ、10年後の自分に向けてメッセージを送りましょう!」と提案し、それぞれカメラに向かって10年後の自分に話しかけることになった。自分に向けてということで、丁寧語ではなかった松田聖子の話しかけも自然ではにかんだ笑顔が良かったが、黒柳徹子の話かけはさらにとても可愛らしく、おばあちゃんなのになんてチャーミングなのだろうと思った。

「あら、10年後!わたし、90歳だわ!」なんて言った後、「その間に、結婚できますように」と言っていた。
魅力的な方。

と、黒柳徹子の魅力をこの歳になってやっと理解することが出来たから「観て良かった!」と思っている訳ではない。罪悪感を持ちつつも観て良かった!と思ったのは「10年後の自分」「10年前の自分」そして「今の自分」考えるきっかけとなったから。

10年後の自分。53歳。

53歳??????!!!!!
そう、53歳。

20141112095804cb5.jpg

10年後、一体自分はどんな女性になっているのだろう。ゆっくりではあるが「自分」が分かってきたここ数年50になったら何かの形になっているような気がする。10年前の自分、33歳を思い起こしてみる。うわぁ、なんて未熟だったのだろう。今の私から見たらあの時の自分は迷える子羊だ。この10年、楽しいことばかりでは無かったが、その分成長出来た。そして自分には何が必要で何が好きかも分かって来た。10歳にして何が好きか分かっているアヤラちゃん(←クリック)とは違い、私の自己発見は遅かった。でも、これからまだ何か形作れそうな気がするのだ。

10年後の私へ。
43から53の10年も毎日何かを感じ、あれでもない、これでもない、どっちへ行こう、ねぇ、哲どう思う?と言うのを繰り返して来たのだと思う。
でも、30から40への自分も、迷いながらも自分なりに頑張ってきたように、振り返ったこの10年も辛いことがあろうが、かけがえのない10年だったでしょ。
まだ迷っていたとしたら、、、、
まだ大丈夫!人生まだまだこれから!
何かを見つけ確立していたとしたら、
それは本当にGOOD JOB!
そんな自分を想像しながら、43の私は頑張り始めるよ!
でも、身体だけは大事にね。
そして家族も。
あ、、、、ハルがいないかも、、、。
それは想像できない、、。
と、書きながら突然涙しています。
大丈夫。大丈夫。大丈夫、、、だよね?大丈夫だったよね、、、私。


と、手紙を書き終えて、さぁ、ハルでも撫でて来ようかな。

DSC02662 (500x375)

そして私は1日は我慢したのだが次の日、徹子の部屋の感動を胸に秘めておくことが出来ず、車の中で、「またくだらだらない話でごめんね。あのね、徹子の部屋でね、、、」と話始めたのだった。

10年後も私のくだらない話を哲は聞かされていることだろう。

以前書いた自分への手紙は こちら です。
そして将来の夢は こちら です。

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