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ヴァージニア日記

アメリカで過ごす中で、毎日感じたことを記します。

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決断力。

昔はこんなに優柔不断では無かったような気がする。年齢を重ねると共に、決断力が劣化しているように思う。

1日は全てが「決断」することで成り立っている。朝起きて何を作るか、あれを先にするか、これをするか。仕事をしていたら決断する時というのはもっと多いのかもしれないが、専業主婦生活でも決断だらけなのだ。
自分の人生において最良の決断は結婚、渡米、犬をライフスタイルに組み込んだことだと思っている。この3大ベスト決断はむしろ小さな決断より下すのが簡単だった。人生において何の影響も与えないような小さな決断の時に、私の優柔不断は顔を出す。

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あっちのフレイバーのアイスにするか、いや、こっち。コーンにするかカップにするか。あぁ、、、。

日本にいた時、「留め置き」は良くしたが、それは買うこと前提の留め置きで、考える余地を与えるための留め置きでは無かった。服は見たらパッと買えた。確かにあの時は働いていたから、自由にお金を使っていたためもあるが、レストランで悩んだ記憶もないし、自分が優柔不断だなんて思ったことは一度も無かった。一体私の決断力はどこへ行ってしまったのか。

それではどうしたらその力を取り戻すことが出来るのか。何てことなく生活している中で、「決めること」を意識すると良いとどこかで聞いた。メニューを見ても、決めたら振り返らない、そして値段を見ない。清水の舞台から飛び降りるつもりでなんでも決断するのだと。

そして私は気づいた。私は日々、決断力を付ける練習をしているどころか、決断力を無くす練習に精進していたのだ。
アメリカは返品天国だ。専業主婦の私の生活の中で、最も大きな決断は「買うこと」なのだが、その買物は、悩んだらすかさず哲が「買って後で考えて返品すればいいよ」と魔の優しい言葉をささやいてくれるから、とりあえず買い、そして大抵考えて返品することが多いのだ。使われていないゲストルームのベッドの上には、私と哲の返品予定商品が並んでいるではないか!

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レストランのメニューを見ては悩み、オーダーしてから取り消すことも多々ある。そしていざ、オーダーしても、やっぱりあっちにしておけば良かったとつぶやき、哲に呆られる。
どっちにしたって後悔するんだから、次はあれにしようと思えば良いよ。
うん、確かに。
でも、カフェで頼んだ品を後悔していた私に「次はあれにしたら良い」という「次があること」を示唆してくれた言葉も、私に甘えさせている原因だ!

あぁ、アメリカと優しい哲が私を甘やかしてくれたのだ。現に日本に帰国すると、物を買うのが怖くて買えない。返品出来ないと思うと、本当に清水の舞台から飛び降りる気持ちになってしまう。洋服は何でも試着できるアメリカ、しかも返品天国のアメリカからそんな日本へ帰国する私にとって、被り物はご遠慮くださいと言われたら、着てもいないのに買えないし、セール品の返品はお断りしますという札が下がっていたら手も引っ込んでしまうのだ。

返品天国の中で決断力を付けると言っても難しい。私の決断力の劣化のお蔭で、以前はパッと決めることが出来た夕飯のメニューも寸前までどっっちにするか悩んでいる今日このごろ。
実際に今もこの文章を書きながら、チキンをパスタと共に出すか、それともクスクスと共に出すか、オーブンで仕上げるか、フライパンで焼いてしまうか悩んでいる。あぁ、哲はどっちが喜ぶかなぁ。。
ハーブは何を使おう、、
味付けは、、、、


こうして今日も優柔不断になる練習をしている私だった。


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